初心者必見トレード手法! 【松崎 美子】
チャネル・ブレイク
はじめまして!
ロンドンFX http://londonfx.blog102.fc2.comというブログを書いております松崎と申します。
私のブログは、海外のファンダメンタルズなどを中心に相場に関する情報配信をしておりますが、ここでは普段私がどのような取引をしているのか?についてご紹介したいと思います。
トレンドラインとは?
チャネルを引くには、まずトレンドラインを引かなければなりません。トレンドラインとは、
1)上昇相場
安値と安値を結んだ線 ⇒ サポートライン
2)下降相場
高値と高値を結んだ線 ⇒ レジスタンスライン
トレンドラインを引く上での注意点として、2点以上の安値/高値を結ぶことが大事であり、有効性も高まります。
というのは、より多くの数の安値/高値を結べるということは、過去の相場展開において、そのラインで何度も繰り返してプライスが止まり反転していたことを示すため、非常に強いサポート/レジスタンスとして、ずっと機能してきたことが確認できるからです。
チャネルとは?
トレンドラインに平行に引いた線が、チャネルと呼ばれています。
一番効率的な戦術としては、値幅の上限に達したところでは売り、下限に達したところでは買いをすることでしょう。
つまり、サポートラインと平行して引いたライン(=レジスタンスライン)にプライスが達したら、逆張りで売りを、サポートラインにプライスが来たら、順張りの買いをすることです。
しかし、それだけですと、一か八かの賭けになってしまい、勝率が上がらないだけでなく、ギャンブル性が強くなってしまいます。
そこで私は、もうひとつのインディケーターを使って、チャネル・ブレイクを実際に使ってみました。
チャネル・ブレイクの実例
それでは、実際にチャートを使って、どのように行うのか?をご紹介しましょう。

※クリックすると大きくなります。
私は英国在住ということもあり、ポンドを取引する機会が非常に多いため、最初はポンド/ドルで説明してみます。
一番最初のチャネル(水色の平行線)
下落トレンドに沿って、線を引き、それに平行した線を引くと、チャネルが出来上がります。5回の試みで、レジスタンスを綺麗にブレークしているのが、わかります。
しかし、実際に相場を見ている時には、この5回目の試みで、実際にプライスが上に抜けるのか?または、そこで止まってしまい、下がってしまうのか?が判りません。
そこで役に立つのが、オシレーター系のMACDです。私は12-26-9の設定値を選んでいますが、5回目のレジスタンスを超える時に、MACD(黄緑色の丸)もゼロからプラス圏へ、上に抜けていくのが確認出来ます。
二番目のチャネル(緑色の平行線)
今度は上昇トレンドが出来上がっていますね。サポート、レジスタンス共に、4回試して、どちらにも抜けずにいます。
そこでMACDを見ると、ゼロを下に抜け、マイナス方向に行ったのが、確認できました。
ですので、この場合は、サポートラインが下抜けしたら、売りで攻めます。
三番目のチャネル(青線の平行線)
今度は少し長めの下落トレンドです。5回もレジスタンスを試しましたが、そこで止められてしまい、上に抜けません。しかしMACDを見ると、マイナス圏からゼロまで戻り、プラス転しようとしているのが確認出来ます。
次は、日本に住む皆さんには馴染みが深い豪ドル/円を見てみましょう。

※クリックすると大きくなります。
先ほどご紹介したポンド/ドルの時と同じで、何度かチャネルのサポートラインやレジスタンスラインを突破しようと試みて、最終的には、MACDが動く方向にプライスも動いています。
私自身、最初の頃はMACDを使わずに、ロウソク足の形を参考にして、チャネル・ブレイクを使って売買をしていました。しかしMACDを追加してから、確実に勝率が上がったことは、確かです。
もう一度復習ですが、
・上昇チャネルが抜けてプライスが下落する時
MACDは、プラス圏⇒ゼロ⇒マイナス圏へと変化。ゼロからマイナスに動いたのを確認後、売りポジションと取る。
・下降チャネルが抜けてプライスが上昇する時
MACDは、マイナス圏⇒ゼロ⇒プラス圏へと変化。ゼロからプラスに動いたのを確認後、買いポジションを取る。
最後になりますが、ポジションを取った時には、損切りオーダーを必ず入れましょう。
どんなに自分の相場観が当たっていたとしても、タイミングが悪かったり、突発的な戦争などが起きてしまったりして、自分の思っていた方向にだけ相場が動くとは限りません。
自分の思い込みで、口座残高がなくなり、退場を余儀なくされないためにも、『損切りを入れないのであれば、ポジションは持たない』という覚悟が必要であることを、あらためて強調したいと思います。
(注意事項)
外国為替証拠金取引は取引対象である通貨の価格変動や金利変動により損失が生ずることがあります。また、取引によっては取引額が預託金額に比べて大きくなるため、預託金額以上の損失が出る可能性もあります。
本記事の記載内容は正確性・確実性を保証するものではありません。投資判断の参考となる情報の提供のみを目的としており、FX取引の勧誘を目的としたものではありません。投資などのご判断はご自身の自己責任においてされますようお願いいたします。
はじめまして!
ロンドンFX http://londonfx.blog102.fc2.comというブログを書いております松崎と申します。
私のブログは、海外のファンダメンタルズなどを中心に相場に関する情報配信をしておりますが、ここでは普段私がどのような取引をしているのか?についてご紹介したいと思います。

チャネルを引くには、まずトレンドラインを引かなければなりません。トレンドラインとは、
1)上昇相場
安値と安値を結んだ線 ⇒ サポートライン
2)下降相場
高値と高値を結んだ線 ⇒ レジスタンスライン
トレンドラインを引く上での注意点として、2点以上の安値/高値を結ぶことが大事であり、有効性も高まります。
というのは、より多くの数の安値/高値を結べるということは、過去の相場展開において、そのラインで何度も繰り返してプライスが止まり反転していたことを示すため、非常に強いサポート/レジスタンスとして、ずっと機能してきたことが確認できるからです。

トレンドラインに平行に引いた線が、チャネルと呼ばれています。
一番効率的な戦術としては、値幅の上限に達したところでは売り、下限に達したところでは買いをすることでしょう。
つまり、サポートラインと平行して引いたライン(=レジスタンスライン)にプライスが達したら、逆張りで売りを、サポートラインにプライスが来たら、順張りの買いをすることです。
しかし、それだけですと、一か八かの賭けになってしまい、勝率が上がらないだけでなく、ギャンブル性が強くなってしまいます。
そこで私は、もうひとつのインディケーターを使って、チャネル・ブレイクを実際に使ってみました。

それでは、実際にチャートを使って、どのように行うのか?をご紹介しましょう。

※クリックすると大きくなります。
私は英国在住ということもあり、ポンドを取引する機会が非常に多いため、最初はポンド/ドルで説明してみます。

下落トレンドに沿って、線を引き、それに平行した線を引くと、チャネルが出来上がります。5回の試みで、レジスタンスを綺麗にブレークしているのが、わかります。
しかし、実際に相場を見ている時には、この5回目の試みで、実際にプライスが上に抜けるのか?または、そこで止まってしまい、下がってしまうのか?が判りません。
そこで役に立つのが、オシレーター系のMACDです。私は12-26-9の設定値を選んでいますが、5回目のレジスタンスを超える時に、MACD(黄緑色の丸)もゼロからプラス圏へ、上に抜けていくのが確認出来ます。

今度は上昇トレンドが出来上がっていますね。サポート、レジスタンス共に、4回試して、どちらにも抜けずにいます。
そこでMACDを見ると、ゼロを下に抜け、マイナス方向に行ったのが、確認できました。
ですので、この場合は、サポートラインが下抜けしたら、売りで攻めます。

今度は少し長めの下落トレンドです。5回もレジスタンスを試しましたが、そこで止められてしまい、上に抜けません。しかしMACDを見ると、マイナス圏からゼロまで戻り、プラス転しようとしているのが確認出来ます。
次は、日本に住む皆さんには馴染みが深い豪ドル/円を見てみましょう。

※クリックすると大きくなります。
先ほどご紹介したポンド/ドルの時と同じで、何度かチャネルのサポートラインやレジスタンスラインを突破しようと試みて、最終的には、MACDが動く方向にプライスも動いています。
私自身、最初の頃はMACDを使わずに、ロウソク足の形を参考にして、チャネル・ブレイクを使って売買をしていました。しかしMACDを追加してから、確実に勝率が上がったことは、確かです。
もう一度復習ですが、
・上昇チャネルが抜けてプライスが下落する時
MACDは、プラス圏⇒ゼロ⇒マイナス圏へと変化。ゼロからマイナスに動いたのを確認後、売りポジションと取る。
・下降チャネルが抜けてプライスが上昇する時
MACDは、マイナス圏⇒ゼロ⇒プラス圏へと変化。ゼロからプラスに動いたのを確認後、買いポジションを取る。
最後になりますが、ポジションを取った時には、損切りオーダーを必ず入れましょう。
どんなに自分の相場観が当たっていたとしても、タイミングが悪かったり、突発的な戦争などが起きてしまったりして、自分の思っていた方向にだけ相場が動くとは限りません。
自分の思い込みで、口座残高がなくなり、退場を余儀なくされないためにも、『損切りを入れないのであれば、ポジションは持たない』という覚悟が必要であることを、あらためて強調したいと思います。
(注意事項)
外国為替証拠金取引は取引対象である通貨の価格変動や金利変動により損失が生ずることがあります。また、取引によっては取引額が預託金額に比べて大きくなるため、預託金額以上の損失が出る可能性もあります。
本記事の記載内容は正確性・確実性を保証するものではありません。投資判断の参考となる情報の提供のみを目的としており、FX取引の勧誘を目的としたものではありません。投資などのご判断はご自身の自己責任においてされますようお願いいたします。