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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

113円台前半での戻り売り意欲は相当強そうで112.95-113.05で打診売りスタート。
113.10-20で戻り売り。113.30越えで一旦撤退し、売り直し場所を探す方針。
利食いは112.65-55で行い、112.50抜けたら勢いにもよりますが、下値を怖々突っかけるか。
(しっかりストップを入れて、またはイメージして利食い優先の小刻み回転する。)
当然ショートカバーに注意。
今、112.90レベルまで戻してきたので113.050で売りを置いておきましょう!

今朝の一押し戦略はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

16:00  ドイツ  12月消費者物価指数
17:00  南アフリカ  12月消費者物価指数
18:30  イギリス  12月失業保険申請件数
18:30  イギリス  12月失業率
19:00  ユーロ  11月建設支出
19:00  ユーロ  12月消費者物価指数
20:00  南アフリカ  11月小売売上高
21:00  米国  MBA住宅ローン申請指数
22:30  米国  12月消費者物価指数
23:15  米国  12月鉱工業生産
23:15  米国  12月設備稼働率
24:00  カナダ  カナダ銀行 政策金利
24:00  米国  1月NAHB住宅市場指数
28:00  米国  米地区連銀経済報告(ベージュブック)
29:00  米国  イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
30:00  米国  11月対米証券投資


ドル円は112円ミドルまで下落しポンドは400ポイント余り上昇するなど激しい動きが続いている。
東京市場ではドル円が日経株価の大幅下落とともにじり安の展開で始まった。
前日の安値となる113円63銭を下回っても大きな混乱はなくじり安が進んだ。

週末にトランプ次期大統領の中国を念頭においた「ドルが高すぎる」といったドル高けん制発言が背景にあった。
また、トランプ氏の国内での雇用確保を狙った税制改革に共和党との不協和音が生じ長期金利が低下した事もドル売りを誘った。

この日はメイ英国首相がEU離脱に関する演説を行った。
メイ首相はEU単一市場からの完全撤退を表明したが、既に織り込み済みという事でポンド売りには繋がらなかった。

一方、離脱後はFTAの締結を目指し、製造業や金融業などの単一市場に最大限アクセスできるように交渉するとした。
また、無関税取引をするために新たな関税合意を目指すなど、ハードブレグジットには繋がらないことを示した格好となった。
市場はこれを好感。ドル安の流れもあってポンドの買い戻しが一気に入るなど想定外の動きとなった。

この日はトランプ次期大統領のアドバイザーとなるスカラムッチ氏が「ドル高に注意が必要」と発言。
また、NY連銀ダドリー総裁が「ドル高は物価に下向き圧力」と発言したこともドル売りを促した。

週末のトランプ次期大統領の就任挨拶や一般教書での具体的な財政や為替への言及に今後注目が集まる。
そのなかでドル高へのけん制が含まれるかは未定で、一先ずドル売り圧力はこの辺で収まるとみる。



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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:20 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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