小林芳彦・今朝の一押し戦略
小林芳彦・今朝の一押し戦略
< 米ドル円 朝の一手>
おはようございます。
今日は111.50-55が重たいわけですが、突破されたらストップで111.65-70まであるでしょうか?売りは引きつけて。
買いは110.90-80では買い意欲があるでしょうから、ストップを110.60における位置で110.90-70ゾーンで買い場探しのイメージです。
今朝の一押し戦略はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6
よろしくお願いします。
<本日の為替相場のポイントと予想>
* 日本 黒田東彦日銀総裁、発言
08:50 日本 2月国際収支・経常収支
08:50 日本 2月国際収支・貿易収支
10:30 オーストラリア 2月住宅ローン件数
14:00 日本 3月景気ウオッチャー調査-現状判断DI
21:15 カナダ 3月住宅着工件数
23:00 米国 3月米労働市場情勢指数
先週は米中首脳会談や米雇用統計、そしてFOMC議事要旨の公開といったイベントの他にシリアへ米国がミサイル攻撃を実施するなどドル売りの動きが何度か見られた。
それらのイベントを通過したことで今週はリスクオンの動きが強まるとみている。
先週金曜日の早朝に米国がシリアに対しミサイル攻撃を仕掛けたことが伝わるとドル円は111円付近から110円前半に下落。
ちょうど米中首脳会談が始まる直前での攻撃という事から北朝鮮への圧力とも取れ、地政学的リスクが高まった。
しかし、このような突発的なニュースで動いたものは殆ど時間が経てば戻ることが多く、今回も同様にじりじりと押し戻された。
しかし、NY時間に発表された注目の米3月雇用統計は非農業部門雇用者数変化が9.8万人と予想の18.0万人を大きく下回ったことでドルは再び急落。
一方、失業率は4.5%と予想の4.7%を下回ったことや平均時給も0.2%と予想の範囲にとどまったことですぐに反発。
完全雇用状態で企業が求める人材不足という事からの雇用者数低下という見方がドルを押し上げた。
その後ドルは更に上昇。
ダドリーNY連銀総裁が「バランスシートの縮小は年内か来年早期に開始する」「政策の優先手段は金利でありバランスシートではない」と発言したことで長期金利が上昇したためだ。
ドルは全面高となりドル円は111円ミドル付近まで上昇。
また、ティラーソン国務長官が「米中首脳会談での会話はオープンで率直であった」「中国に条件を公平にする必要があると指摘」「米大統領が将来の訪中に同意」とのコメントで市場には安心感が広がった。
これらのイベントはリスク回避の円高やドル安の動きを加速させるものであった。
それらも一先ず通過したことで市場の注目は各国金融策に戻り始めるのではないか。
原油高やNY株式市場の落ち着きから徐々にリスク回避の動きが後退し、市場の注目は各国金融相場に移り始める。
政治不安は燻ぶるものの、過度に買われ過ぎた円の巻き戻しも期待できそうだ。

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< 米ドル円 朝の一手>
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買いは110.90-80では買い意欲があるでしょうから、ストップを110.60における位置で110.90-70ゾーンで買い場探しのイメージです。
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10:30 オーストラリア 2月住宅ローン件数
14:00 日本 3月景気ウオッチャー調査-現状判断DI
21:15 カナダ 3月住宅着工件数
23:00 米国 3月米労働市場情勢指数
先週は米中首脳会談や米雇用統計、そしてFOMC議事要旨の公開といったイベントの他にシリアへ米国がミサイル攻撃を実施するなどドル売りの動きが何度か見られた。
それらのイベントを通過したことで今週はリスクオンの動きが強まるとみている。
先週金曜日の早朝に米国がシリアに対しミサイル攻撃を仕掛けたことが伝わるとドル円は111円付近から110円前半に下落。
ちょうど米中首脳会談が始まる直前での攻撃という事から北朝鮮への圧力とも取れ、地政学的リスクが高まった。
しかし、このような突発的なニュースで動いたものは殆ど時間が経てば戻ることが多く、今回も同様にじりじりと押し戻された。
しかし、NY時間に発表された注目の米3月雇用統計は非農業部門雇用者数変化が9.8万人と予想の18.0万人を大きく下回ったことでドルは再び急落。
一方、失業率は4.5%と予想の4.7%を下回ったことや平均時給も0.2%と予想の範囲にとどまったことですぐに反発。
完全雇用状態で企業が求める人材不足という事からの雇用者数低下という見方がドルを押し上げた。
その後ドルは更に上昇。
ダドリーNY連銀総裁が「バランスシートの縮小は年内か来年早期に開始する」「政策の優先手段は金利でありバランスシートではない」と発言したことで長期金利が上昇したためだ。
ドルは全面高となりドル円は111円ミドル付近まで上昇。
また、ティラーソン国務長官が「米中首脳会談での会話はオープンで率直であった」「中国に条件を公平にする必要があると指摘」「米大統領が将来の訪中に同意」とのコメントで市場には安心感が広がった。
これらのイベントはリスク回避の円高やドル安の動きを加速させるものであった。
それらも一先ず通過したことで市場の注目は各国金融策に戻り始めるのではないか。
原油高やNY株式市場の落ち着きから徐々にリスク回避の動きが後退し、市場の注目は各国金融相場に移り始める。
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