小林芳彦・今朝の一押し戦略
小林芳彦・今朝の一押し戦略
< 米ドル円 朝の一手>
おはようございます。
東京時間、114.47までやって反落するもドル円は114.25すら割れず推移。
NYに入って114.24があったものの、午後11時すぎから盛り上がってアジアの高値越えをトライ。
114.495まで上がったが、114.50には届かず。
午前0時10分、NYダウが急落を開始。21279.30まで一気に21435近辺から‐155ドルも垂直降下しました。
背景はトランプ米大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏が一昨年の米大統領選中にロシア人弁護士と会合したとされる問題を巡り、一連の電子メールを公開したこと。
ロブ・ゴールドストーン氏のメールを公表し「ロシア政府のトップ検事が公文書に加え、クリントン氏に不利となる情報および同氏のロシアとの対応に関する情報をトランプ陣営に提供することを申し出た。
あなたのお父さんに非常に役立つだろう」「これが高官レベルの機密情報であることは明確だが、ロシアの一部と同政府のトランプ氏に対する支持の表れといえる」(ロイター)ジュニアはそれならばありがたいと返信しているとのこと。
更に追い打ちをかけたのがブレイナードFRB理事。
「金利の正常化は進行中である」「更なる利上げの前に、インフレについての的確な判断が必要」と利上げに対する慎重な発言となって、米長期債利回りが低下。
さらにドル円が売りこまれて安値113.72円まで下落しました。
その後も114円台回復はなく先ほど113.822売りまで下がっています。
114.00-10、更には114.25は戻り売りが強そうで113.70-60で食い止められるか、113.50割れにありそうなストップを付けて113円台前半まで覗きに行くのか注目したいところ。
本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6
よろしくお願いします。
<本日の為替相場のポイントと予想>
08:50 日本 6月国内企業物価指数
13:30 日本 5月第三次産業活動指数
15:00 ドイツ 6月卸売物価指数
16:00 南アフリカ 1-3月期四半期 南アフリカ経済研究所(BER)
消費者信頼感指数
17:30 イギリス 6月失業保険申請件数
17:30 イギリス 6月失業率
18:00 ユーロ 5月鉱工業生産
20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数
23:00 カナダ カナダ銀行 政策金利
23:00 米国 イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
27:00 米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
東京市場でドル円は114円ミドル付近に上昇するなど堅調な地合いで始まったもののNY市場では政治リスクの高まりなどから下落して引けている。
日米金融政策の違いからドル円は目先のレジスタンスとして意識されていた114円37銭を上抜き4か月ぶりの高値114円ミドル付近に上昇。
欧州市場ではユーロやポンドの動きが活発となった。
この日行われたBOE副総裁の講演で利上げに言及しなかったことからポンドが下落。
同時にユーロポンドの買いが入りユーロが上昇するなどクロス通貨のポジション調整の動きがみられた。
NY市場ではNYダウ平均が一時100ドル近く下落。
トランプ大統領の長男が大統領選中にロシア人弁護士にクリントン氏の不利な情報提供を申し出たことが明らかとなったためだ。
これを受け株式市場が一時大幅下落に転じたがこの手の材料は過去何度もあり下落前のレベルに戻る往って来い。
その後ブレイナードFRB理事が「最近のインフレなどを踏まえて金利軌道を検証する」と発言。
市場はこれをハト派的発言と捉えて長期金利が低下しドル売りが強まった。
本日行われるイエレン議長の議会証言を控え、各市場ではポジション調整的な動きが目立った。
ドルや円にとってはネガティブ材料となったものの、全般に調整的な動きとみられる。
トランプ氏に関する政治リスクなどは既に市場は消化している感もある。
また、FRBの金融政策スタンスは一部のメンバー発言などで変わるものではない。
今日のイエレン議長発言で改めてバランスシートの縮小や利上げを意識すれば再びドル上昇につながるとみる。

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東京時間、114.47までやって反落するもドル円は114.25すら割れず推移。
NYに入って114.24があったものの、午後11時すぎから盛り上がってアジアの高値越えをトライ。
114.495まで上がったが、114.50には届かず。
午前0時10分、NYダウが急落を開始。21279.30まで一気に21435近辺から‐155ドルも垂直降下しました。
背景はトランプ米大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏が一昨年の米大統領選中にロシア人弁護士と会合したとされる問題を巡り、一連の電子メールを公開したこと。
ロブ・ゴールドストーン氏のメールを公表し「ロシア政府のトップ検事が公文書に加え、クリントン氏に不利となる情報および同氏のロシアとの対応に関する情報をトランプ陣営に提供することを申し出た。
あなたのお父さんに非常に役立つだろう」「これが高官レベルの機密情報であることは明確だが、ロシアの一部と同政府のトランプ氏に対する支持の表れといえる」(ロイター)ジュニアはそれならばありがたいと返信しているとのこと。
更に追い打ちをかけたのがブレイナードFRB理事。
「金利の正常化は進行中である」「更なる利上げの前に、インフレについての的確な判断が必要」と利上げに対する慎重な発言となって、米長期債利回りが低下。
さらにドル円が売りこまれて安値113.72円まで下落しました。
その後も114円台回復はなく先ほど113.822売りまで下がっています。
114.00-10、更には114.25は戻り売りが強そうで113.70-60で食い止められるか、113.50割れにありそうなストップを付けて113円台前半まで覗きに行くのか注目したいところ。
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15:00 ドイツ 6月卸売物価指数
16:00 南アフリカ 1-3月期四半期 南アフリカ経済研究所(BER)
消費者信頼感指数
17:30 イギリス 6月失業保険申請件数
17:30 イギリス 6月失業率
18:00 ユーロ 5月鉱工業生産
20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数
23:00 カナダ カナダ銀行 政策金利
23:00 米国 イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
27:00 米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
東京市場でドル円は114円ミドル付近に上昇するなど堅調な地合いで始まったもののNY市場では政治リスクの高まりなどから下落して引けている。
日米金融政策の違いからドル円は目先のレジスタンスとして意識されていた114円37銭を上抜き4か月ぶりの高値114円ミドル付近に上昇。
欧州市場ではユーロやポンドの動きが活発となった。
この日行われたBOE副総裁の講演で利上げに言及しなかったことからポンドが下落。
同時にユーロポンドの買いが入りユーロが上昇するなどクロス通貨のポジション調整の動きがみられた。
NY市場ではNYダウ平均が一時100ドル近く下落。
トランプ大統領の長男が大統領選中にロシア人弁護士にクリントン氏の不利な情報提供を申し出たことが明らかとなったためだ。
これを受け株式市場が一時大幅下落に転じたがこの手の材料は過去何度もあり下落前のレベルに戻る往って来い。
その後ブレイナードFRB理事が「最近のインフレなどを踏まえて金利軌道を検証する」と発言。
市場はこれをハト派的発言と捉えて長期金利が低下しドル売りが強まった。
本日行われるイエレン議長の議会証言を控え、各市場ではポジション調整的な動きが目立った。
ドルや円にとってはネガティブ材料となったものの、全般に調整的な動きとみられる。
トランプ氏に関する政治リスクなどは既に市場は消化している感もある。
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