小林芳彦・今朝の一押し戦略
小林芳彦・今朝の一押し戦略
< 米ドル円 朝の一手>
おはようございます。
先週金曜日のドル円は東京時間の高値112円台から何と111.01まで急落。
東京時間に112.07と112.08でダブルトップとなって、111.80が切れてからストップ的な売りが加速。
NYが参入する前に既に111.450まで下がっていました。
来週26日にトランプ・ジュニアが米上院公聴会で証言する予定となっていますが、米大統領選挙中に面会したロシア人弁護士、ナタリア・ベセルニツカヤ氏は、ロシア連邦保安庁(FSB)の代理人だった、と報じられトランプ米大統領のロシアゲート疑惑への警戒感が急激に台頭。
111.40‐30で止まるかと思われたドル売りが111.25-20割れから加速。
更にストップ売りを引っかけて午前4時前に111.01まで急落しました。
111.00は割れないとイメージしていましたが、ここまで下がるとは正直考えていなかったです。
金曜日NYは戻り高値111.15で引けていますが、非常に上値が重たい展開が続きそうです。
今朝は111.174高値まで擦っていますが、111.25-30から上値は重たくなりそうな雰囲気。
111.40越えに軽いストップ、111.60はまずストップがあると思いますが、そこまで一気に戻る気はしません。
111.40から戻り売りもあるでしょうから、売り買いが混在する水準となるでしょう。
方針は引きつけてやはり戻り売りから。111.27‐30で打診売りしてみます。
本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6
よろしくお願いします。
<本日の為替相場のポイントと予想>
14:00 日本 5月景気先行指数(CI)・改定値
14:00 シンガポール 6月消費者物価指数
16:00 フランス 7月製造業購買担当者景気指数
16:00 フランス 7月サービス部門購買担当者景気指数
16:30 ドイツ 7月製造業購買担当者景気指数
16:30 ドイツ 7月サービス部門購買担当者景気指数
17:00 ユーロ 7月製造業購買担当者景気指数
17:00 ユーロ 7月サービス部門購買担当者景気指数
21:30 カナダ 5月卸売売上高
23:00 米国 6月中古住宅販売件数
先週は日銀政策会合が開かれ日本の緩和政策継続が改めて確認された一方で、ECB理事会ではテーパリングが意識されるなど日欧の政策の違いが鮮明となった。
ただ、トランプ大統領のロシアゲートに絡む懸念が進んだことにより金融相場よりも政治相場が色濃く出たことでドルは全面的に上値の重い展開が続いた。
前週末発表された米国CPIや小売売上高などの結果を受けドルは上値の重い展開で始まった。
ドルの地合いが悪化する中、オバマケア代替法案が断念されたことでトランプ政策への懸念が高まりドルの下げ幅が拡大。
また、モラー特別検察官がトランプ大統領のビジネスに捜査範囲を拡大すると報道された事でロシアゲート問題がふたたび意識されリスク回避の円買いの動きが強まった。
結果的に市場は政治リスクに対する反応が金融相場を上回りドル安円高の動きが強まりドル円は111円付近まで下落。
一方、ユーロは量的緩和縮小への期待とドル安で2年半ぶりの高値水準まで上昇して引けている。
今週はトランプ政権への不安が燻ぶる中でドルは上値の重い展開が予想される一方で、FOMC会合ではドル買いを促す可能性もある。
今週は24日にクシュナー上級顧問、26日にはトランプ大統領の長男が上院情報特別委員会での証言が予定されている。
彼らの発言でロシア疑惑が更に高まるようなら再び市場に不安感が広がりリスク回避の円買いの動きが強まりかねない。
ただ、これまで何度かこのような場面がみられたが、結果的に解明は長期化することになるため一時的なドル売りに留まる可能性が高い。
一方、今週は注目のFOMC会合が開かれる。市場は今回の会合ではイエレン議長の会見もないことから声明文では目立った変更はないと予想している。
それだけに、もし今回バランスシート縮小の時期が示されるようならドル買いに反応してくるだろう。
特に、ドルが売り込まれているだけに予想以上のドル上昇につながる可能性もあり注意したい。
ただ、トランプ政権の公約看板であるオバマケア代替法案が断念されたことで、今後のトランプ政策への懐疑的な見方が広がっているだけにドルの上値も限定的となるだろう。

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先週金曜日のドル円は東京時間の高値112円台から何と111.01まで急落。
東京時間に112.07と112.08でダブルトップとなって、111.80が切れてからストップ的な売りが加速。
NYが参入する前に既に111.450まで下がっていました。
来週26日にトランプ・ジュニアが米上院公聴会で証言する予定となっていますが、米大統領選挙中に面会したロシア人弁護士、ナタリア・ベセルニツカヤ氏は、ロシア連邦保安庁(FSB)の代理人だった、と報じられトランプ米大統領のロシアゲート疑惑への警戒感が急激に台頭。
111.40‐30で止まるかと思われたドル売りが111.25-20割れから加速。
更にストップ売りを引っかけて午前4時前に111.01まで急落しました。
111.00は割れないとイメージしていましたが、ここまで下がるとは正直考えていなかったです。
金曜日NYは戻り高値111.15で引けていますが、非常に上値が重たい展開が続きそうです。
今朝は111.174高値まで擦っていますが、111.25-30から上値は重たくなりそうな雰囲気。
111.40越えに軽いストップ、111.60はまずストップがあると思いますが、そこまで一気に戻る気はしません。
111.40から戻り売りもあるでしょうから、売り買いが混在する水準となるでしょう。
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14:00 日本 5月景気先行指数(CI)・改定値
14:00 シンガポール 6月消費者物価指数
16:00 フランス 7月製造業購買担当者景気指数
16:00 フランス 7月サービス部門購買担当者景気指数
16:30 ドイツ 7月製造業購買担当者景気指数
16:30 ドイツ 7月サービス部門購買担当者景気指数
17:00 ユーロ 7月製造業購買担当者景気指数
17:00 ユーロ 7月サービス部門購買担当者景気指数
21:30 カナダ 5月卸売売上高
23:00 米国 6月中古住宅販売件数
先週は日銀政策会合が開かれ日本の緩和政策継続が改めて確認された一方で、ECB理事会ではテーパリングが意識されるなど日欧の政策の違いが鮮明となった。
ただ、トランプ大統領のロシアゲートに絡む懸念が進んだことにより金融相場よりも政治相場が色濃く出たことでドルは全面的に上値の重い展開が続いた。
前週末発表された米国CPIや小売売上高などの結果を受けドルは上値の重い展開で始まった。
ドルの地合いが悪化する中、オバマケア代替法案が断念されたことでトランプ政策への懸念が高まりドルの下げ幅が拡大。
また、モラー特別検察官がトランプ大統領のビジネスに捜査範囲を拡大すると報道された事でロシアゲート問題がふたたび意識されリスク回避の円買いの動きが強まった。
結果的に市場は政治リスクに対する反応が金融相場を上回りドル安円高の動きが強まりドル円は111円付近まで下落。
一方、ユーロは量的緩和縮小への期待とドル安で2年半ぶりの高値水準まで上昇して引けている。
今週はトランプ政権への不安が燻ぶる中でドルは上値の重い展開が予想される一方で、FOMC会合ではドル買いを促す可能性もある。
今週は24日にクシュナー上級顧問、26日にはトランプ大統領の長男が上院情報特別委員会での証言が予定されている。
彼らの発言でロシア疑惑が更に高まるようなら再び市場に不安感が広がりリスク回避の円買いの動きが強まりかねない。
ただ、これまで何度かこのような場面がみられたが、結果的に解明は長期化することになるため一時的なドル売りに留まる可能性が高い。
一方、今週は注目のFOMC会合が開かれる。市場は今回の会合ではイエレン議長の会見もないことから声明文では目立った変更はないと予想している。
それだけに、もし今回バランスシート縮小の時期が示されるようならドル買いに反応してくるだろう。
特に、ドルが売り込まれているだけに予想以上のドル上昇につながる可能性もあり注意したい。
ただ、トランプ政権の公約看板であるオバマケア代替法案が断念されたことで、今後のトランプ政策への懐疑的な見方が広がっているだけにドルの上値も限定的となるだろう。

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