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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

しかし下がりませんね。
却って、ドル買いオーダーが次第に上がって来ている感じさえしていますが・・・、
正直追いかけて買いたい気持ちが湧いてこない。
114.50を超えて跳ねたら115.50(115.00)目指して上がるんでしょうけど。
それまではとにかく買うにしても押し目買い方針です。

昨晩は予想を上回った米10月ADP全国雇用者数(+23.5万人)を受けて114.03レベルから114.28まで上昇しましたが、午後11時のISM製造業景気指数が予想59.4のところ58.7と出てドル売り。
113.90割れまで下落し戻りも114.10レベルが重たくなって反落。

FOMCは市場予想通り金利据え置きとなって113.95レベルから午前3時3分に113.75まで反落しましたが、米債利回りが上昇したことで114.24レベルまで戻して114.18でNYは引けています。
引け前に再び114.00を割ったり114.20をタッチしたりと薄い中でミニ乱高下しています。

シドニーでも一旦は114.105まで下げた後、114.187まで買い上げましたが、買いが続かず8時過ぎに114.104へ。
もう一回9時オープンに向けて買い上げて114.216まで上げましたが、日経平均の利食い売り、ドル円のロングの利食いが持ち込まれてたった今114.070まで反落しています。

やはり買いから入りたい方向ですが、上値追いはしたくないので、指値は113.80‐70ゾーンでイメージします。
113.40割れで一旦投げて 再び113.15-20以下で買い場探し。
利食いは114.25イメージです。
本日も追いかけて上値は買わないように心がけたいと思います。
今、114.02まで下げてきましたね、朝の飛びつき買いが損切りしている感じでしょうか?

本日もよろしくお願い申し上げます。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

08:50  日本     10月マネタリーベース
08:50  日本     前週分対外対内証券売買契約等の状況
09:30  オーストラリア  9月貿易収支
09:30  オーストラリア  9月住宅建設許可件数
14:00  日本     10月消費者態度指数・一般世帯
15:45  スイス    10月スイスSECO消費者信頼感指数
17:15  スイス    9月実質小売売上高
17:50  フランス   10月製造業購買担当者景気指数
17:55  ドイツ    10月失業者数
17:55  ドイツ    10月失業率
17:55  ドイツ    10月製造業購買担当者景気指数
18:00  ユーロ    10月製造業購買担当者景気指数
18:30  イギリス   10月建設業購買担当者景気指数
20:30  米国     10月チャレンジャー人員削減数
21:00  イギリス   イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
21:00  イギリス   英中銀資産買取プログラム規模
21:00  イギリス   英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
21:00  イギリス   英中銀イングランド銀行、四半期ごとの物価報告*
21:30  米国     7-9月期四半期非農業部門労働生産性
21:30  米国     前週分新規失業保険申請件数
21:30  イギリス   カーニー英中銀(BOE)総裁、発言


昨日行われたFOMC会合では景気認識が上方修正されたことや雇用指標の好調な結果を受けドルは全面高となった。

昨日の東京市場では好調な企業業績の結果を受け日経平均株価が大幅高となったことから、ドル円は114円近くまで上昇するなど底堅い動きで始まった。

欧州市場に入るとユーロ円やポンド円などクロス円全般に買いが進むなどリスク選好の円売りが目立った。
NY市場では10月ADP雇用統計が23.5万人と予想の19.6万人を大きく上回ったことでドルは全面高。
ドル円もこの日の高値となる114円28銭まで上昇。
しかし、その後発表された10月ISM製造業景況指数が58.7と予想の59.4を下回ったことでドルは押し戻された。

注目のFOMC政策会合では予想通り政策金利を現行の1.00%から1.25%の範囲に据え置くことを全会一致で決定。
声明では「ハリケーン関連の混乱にもかかわらず労働市場が引き締まり続け、景気は底堅いペースで成長している」と指摘。
前回の「緩やかに成長」という景気認識を上方修正したことを受けドルは全面高となった。

最近発表された米経済指標は米国景気の底堅さを示すものが多くみられ、今回のFOMCではそれを再確認した格好となった。
NY市場の引けたところでWSJ紙が「トランプ大統領は次期FRB議長にパウエル氏を起用」と報道したことを受けドルが売られる場面も見られたがすぐに買い戻された。

一先ずFRB議長人事が決定したことで市場の懸念材料の一つが後退。
明日の雇用統計は前月大きく低下した非農業部門雇用者数変化の反動から予想以上の増加が期待される。
NYダウも含め世界的な株高や原油高で市場全体に楽観的なムードが漂う中で円安の動きは今日も継続するとみる。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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