小林芳彦・今朝の一押し戦略
小林芳彦・今朝の一押し戦略
< 米ドル円 朝の一手>
おはようございます。
先週金曜日の東京時間は112.69-70で上値が重たかったドル円でした。
仲値にかけて112.32まで下げたあと、夕方112.65まで買い戻しが入り東京終了。
LNで午後8時前に112.28まで下げてからNY時間はドル堅調に。
米上院で税制改革法案可決の可能性が高まったことで112.87までドル円は上昇しましたが、フリン前米大統領補佐官が捜査当局と司法取引に応じてロシアとの接触をトランプ米大統領に指示されたと証言したことで一気にドル円は下落。
111.76まで下げて瞬間的に112.20を回復する場面もありましたがその後111.40まで下落しました。
その後は下値を切り上げつつ112.30まで戻してNYは112.29で引けています。
NY引け後、週末に51‐49で上院で税制改革法案が可決。
更にはABCニュースのロシアゲート事件の内容に深刻な誤りがあったとの件(ABCは「フリン氏は大統領選挙中にトランプ氏からロシア側と接触するよう指示された』と証言する用意がある」と報じたが指示は選挙中ではなく、選挙後の政権移行の期間中だったと訂正。
「深刻な誤りを深く後悔し、謝罪する」として、担当した記者を4週間、無給の停職処分にしたと発表)で今朝から大きく窓を開けてドル円は上昇。
一時113.015円まで買い先行で上昇後112.657まで反落。
今は再び112.884まで上昇し、金曜日NYの下落分をお釣りがくるぐらい取り戻している状況です。
これで112.50以下、窓が開いている112.30~112.65は今日すぐには埋まらない可能性が高くなりました。
一方113.120(本日日足雲上限)から113.50にかけてはまだ残っている円売りポジションの巻き戻しなどで重たくなる可能性が高く押し目買いで回しても回転は速く。
ストップは112.20で置ける位置でドル円は新規買いしたい。
112.60以下、出来れば112.45‐55まで引きつけたいとイメージします。
本日もよろしくお願い申し上げます。
本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6
よろしくお願いします。
<本日の為替相場のポイントと予想>
08:50 日本 11月マネタリーベース
14:00 日本 11月消費者態度指数・一般世帯
18:30 イギリス 11月建設業購買担当者景気指数
19:00 ユーロ 10月卸売物価指数
24:00 米国 10月製造業新規受注
先週は米国上院での税制改革法案採決への期待感から米株や長期金利が上昇。
これを受けドル高と円安の動きが強まりドル円は底堅い動きで推移した。
週末にはロシア疑惑によりドルが急落する場面も見られたが、上院での採決が近いとの見方から持ち直した。
今週はこれらの問題に加え米雇用統計の発表もあり神経質な展開が予想される。
先週に発表された米7-9月期四半期GDPは予想を上回った。
また、住宅関連指標も軒並み好調な結果を示した。
週末に発表されたISM製造業景況指数は58.2と予想の58.3を下回ったものの、全般に米国経済の強さを示すものが目立った。
また、懸念された米上院での税制改革法案も週末にはマコネル上院院内総務が「米税制改革法案可決に必要な共和党票を確保」との報道から可決への期待が高まった。
ただ、フリン前米大統領補佐官が「ロシア接触はトランプ大統領に指示された」との報道からドルが全面安の展開となった。
その後はホワイトハウスがフリン氏以外の誰にも影響しないとの報道や税制改革法案期待から買い戻された。
最終的に週末には上院で可決したことで今週は税制改革の一本化に向けた正の動きに対してロシアゲート問題という負の動きとの攻防に注目が集まる。
ただ、ロシア疑惑は直ぐに大統領辞任といったものではなく長期戦になることから市場への影響は徐々に後退するとみる。
税制改革法案は12月18日までに下院と上院との歩み寄りがみられる可能性が高く、今週は期待感からの株高や金利上昇に繋がるか注目。
また、先週のOPEC総会では減産期間を来年3月末から12月末に延長したこともあり原油価格は底堅い動きが予想される。
株高や金利高、そして原油高は本来ドル円の押し上げ要因となるもので、上昇の条件は整い始めているといえそうだ。
今週は米雇用統計の発表を週末に控えるが、結果はどうあれ12月利上げに影響はないとみられることから注目度は低い。
突発的なニュースで振らされることもあるが、ドル円が上値を試す可能性が高いとみる。

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< 米ドル円 朝の一手>
おはようございます。
先週金曜日の東京時間は112.69-70で上値が重たかったドル円でした。
仲値にかけて112.32まで下げたあと、夕方112.65まで買い戻しが入り東京終了。
LNで午後8時前に112.28まで下げてからNY時間はドル堅調に。
米上院で税制改革法案可決の可能性が高まったことで112.87までドル円は上昇しましたが、フリン前米大統領補佐官が捜査当局と司法取引に応じてロシアとの接触をトランプ米大統領に指示されたと証言したことで一気にドル円は下落。
111.76まで下げて瞬間的に112.20を回復する場面もありましたがその後111.40まで下落しました。
その後は下値を切り上げつつ112.30まで戻してNYは112.29で引けています。
NY引け後、週末に51‐49で上院で税制改革法案が可決。
更にはABCニュースのロシアゲート事件の内容に深刻な誤りがあったとの件(ABCは「フリン氏は大統領選挙中にトランプ氏からロシア側と接触するよう指示された』と証言する用意がある」と報じたが指示は選挙中ではなく、選挙後の政権移行の期間中だったと訂正。
「深刻な誤りを深く後悔し、謝罪する」として、担当した記者を4週間、無給の停職処分にしたと発表)で今朝から大きく窓を開けてドル円は上昇。
一時113.015円まで買い先行で上昇後112.657まで反落。
今は再び112.884まで上昇し、金曜日NYの下落分をお釣りがくるぐらい取り戻している状況です。
これで112.50以下、窓が開いている112.30~112.65は今日すぐには埋まらない可能性が高くなりました。
一方113.120(本日日足雲上限)から113.50にかけてはまだ残っている円売りポジションの巻き戻しなどで重たくなる可能性が高く押し目買いで回しても回転は速く。
ストップは112.20で置ける位置でドル円は新規買いしたい。
112.60以下、出来れば112.45‐55まで引きつけたいとイメージします。
本日もよろしくお願い申し上げます。
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08:50 日本 11月マネタリーベース
14:00 日本 11月消費者態度指数・一般世帯
18:30 イギリス 11月建設業購買担当者景気指数
19:00 ユーロ 10月卸売物価指数
24:00 米国 10月製造業新規受注
先週は米国上院での税制改革法案採決への期待感から米株や長期金利が上昇。
これを受けドル高と円安の動きが強まりドル円は底堅い動きで推移した。
週末にはロシア疑惑によりドルが急落する場面も見られたが、上院での採決が近いとの見方から持ち直した。
今週はこれらの問題に加え米雇用統計の発表もあり神経質な展開が予想される。
先週に発表された米7-9月期四半期GDPは予想を上回った。
また、住宅関連指標も軒並み好調な結果を示した。
週末に発表されたISM製造業景況指数は58.2と予想の58.3を下回ったものの、全般に米国経済の強さを示すものが目立った。
また、懸念された米上院での税制改革法案も週末にはマコネル上院院内総務が「米税制改革法案可決に必要な共和党票を確保」との報道から可決への期待が高まった。
ただ、フリン前米大統領補佐官が「ロシア接触はトランプ大統領に指示された」との報道からドルが全面安の展開となった。
その後はホワイトハウスがフリン氏以外の誰にも影響しないとの報道や税制改革法案期待から買い戻された。
最終的に週末には上院で可決したことで今週は税制改革の一本化に向けた正の動きに対してロシアゲート問題という負の動きとの攻防に注目が集まる。
ただ、ロシア疑惑は直ぐに大統領辞任といったものではなく長期戦になることから市場への影響は徐々に後退するとみる。
税制改革法案は12月18日までに下院と上院との歩み寄りがみられる可能性が高く、今週は期待感からの株高や金利上昇に繋がるか注目。
また、先週のOPEC総会では減産期間を来年3月末から12月末に延長したこともあり原油価格は底堅い動きが予想される。
株高や金利高、そして原油高は本来ドル円の押し上げ要因となるもので、上昇の条件は整い始めているといえそうだ。
今週は米雇用統計の発表を週末に控えるが、結果はどうあれ12月利上げに影響はないとみられることから注目度は低い。
突発的なニュースで振らされることもあるが、ドル円が上値を試す可能性が高いとみる。

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