小林芳彦・今朝の一押し戦略
小林芳彦・今朝の一押し戦略
< 米ドル円 朝の一手>
おはようございます。
東京の高値113.070を超えてNYで113.090まで高値を更新しましたが、113.120にあった日足の雲上限は届かず。
その後上値が重たくなって利食いに押されましたが、更に米下院委員会がロシアゲート疑惑で2名の議員を調査、と報じられたことで、ドルの上値は重たくなって112.36まで下落して112.42でNYは引けました。
112.30までの窓はあと7銭残っています。
一方ユーロ円は完全に週明けの窓を埋めています。
ポンドがブレグジット関連のニュースで上げましたが、その後に合意持ち越しが伝わると急速に売りが強まる展開に。
ポンド円が152.40レベルから151.258まで下げるなどこれでドル円が重たくなった面もありました。
上下両院でそれぞれ可決された税制改革法案は今後、内容を一本化した上で議会通過となる運びですが、イメージ的にはドル買いなのですがこれがどこまで買われるのか判断が難しい。
それほど影響を与えないという話もあり特に年内のレパトリが出なくなるのであれば今月は逆にドル売りが強まる可能性も出てきます。
110円台にかけて機関投資家と思われる買いがドル売り地合いを食い止めて相場を押し返しましたが、今度下げた時には果たしてそのような買いが出てくるのかどうか。
下期の運用計画に沿ったドル買いであるならばもう手当て買いは終わっているような気もするし来年までキャッシュ(何も投資せず現金で)で買いタイミングを待つようなことは無いと思っています。
さて、113円台が重たく引きつけて戻り売り方針。112.85がポイント。
112.65‐75で売って、112.90超えたら切ってもう一回売り直し。
利食いは112.30割れで。
本日もよろしくお願い申し上げます。
本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6
よろしくお願いします。
<本日の為替相場のポイントと予想>
09:01 イギリス 11月英小売連合(BRC)小売売上高調査
09:30 オーストラリア 7-9月期経常収支
09:30 オーストラリア 10月小売売上高
10:45 中国 11月Caixinサービス部門購買担当者景気指数
12:30 オーストラリア 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
17:50 フランス 11月サービス部門購買担当者景気指数
17:55 ドイツ 11月サービス部門購買担当者景気指数
18:00 ユーロ 11月サービス部門購買担当者景気指数
18:30 イギリス 11月サービス部門購買担当者景気指数
18:30 南アフリカ 7-9月期四半期国内総生産
19:00 ユーロ 10月小売売上高
22:30 カナダ 10月貿易収支
22:30 米国 10月貿易収支
24:00 米国 11月ISM非製造業景況指数
先週末に米上院で税制改革法案が可決されたことを受け週明け東京市場でドル円は113円付近まで上昇して始まった。
ただ、トランプ大統領周辺とロシアの不透明な関係を巡るロシアゲート問題による政治の混乱が足かせとなっており、それ以上の積極的なドル買いにつながらなった。
結局この日の日経平均株価はマイナスで引けたものの欧州市場では米長期金利が上昇したことを受けドルが上昇。
ドル円は2週間ぶりに113円台を回復した。
また、EUとのブレグジット交渉が進展しているとの見方からポンドが大きく上昇。
しかし、その後EUとの交渉は合意に至らなかったことが伝わると一転。
ポンドが急落したがその後の交渉に期待が残ることから反発する場面も見られた。
NY株式市場は税制改革法案が上院を通過したことを受けNYダウは大きく上昇したもののハイテク株が売られる中でナスダックは下落幅を拡大するなどまちまちの動きとなった。
税制改革への期待がもっと高まるかと思われたが、今後の成り行きを見守る姿勢がみられたことでドル円は112円ミドル付近に押し戻されてこの日は終了。
米国の好調な経済を背景にFRBの利上げ観測から米長期金利は底堅い動きとなっており、株式市場もまちまちながらも全般に力強い動きが継続。
トランプ政権への不透明感は根強いものの今の時点では米税制改革法案可決への期待が上回る状況となっている。
ドル円やクロス円ともに緩やかな上昇基調に入ったことに変わりはないとみる。

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< 米ドル円 朝の一手>
おはようございます。
東京の高値113.070を超えてNYで113.090まで高値を更新しましたが、113.120にあった日足の雲上限は届かず。
その後上値が重たくなって利食いに押されましたが、更に米下院委員会がロシアゲート疑惑で2名の議員を調査、と報じられたことで、ドルの上値は重たくなって112.36まで下落して112.42でNYは引けました。
112.30までの窓はあと7銭残っています。
一方ユーロ円は完全に週明けの窓を埋めています。
ポンドがブレグジット関連のニュースで上げましたが、その後に合意持ち越しが伝わると急速に売りが強まる展開に。
ポンド円が152.40レベルから151.258まで下げるなどこれでドル円が重たくなった面もありました。
上下両院でそれぞれ可決された税制改革法案は今後、内容を一本化した上で議会通過となる運びですが、イメージ的にはドル買いなのですがこれがどこまで買われるのか判断が難しい。
それほど影響を与えないという話もあり特に年内のレパトリが出なくなるのであれば今月は逆にドル売りが強まる可能性も出てきます。
110円台にかけて機関投資家と思われる買いがドル売り地合いを食い止めて相場を押し返しましたが、今度下げた時には果たしてそのような買いが出てくるのかどうか。
下期の運用計画に沿ったドル買いであるならばもう手当て買いは終わっているような気もするし来年までキャッシュ(何も投資せず現金で)で買いタイミングを待つようなことは無いと思っています。
さて、113円台が重たく引きつけて戻り売り方針。112.85がポイント。
112.65‐75で売って、112.90超えたら切ってもう一回売り直し。
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09:01 イギリス 11月英小売連合(BRC)小売売上高調査
09:30 オーストラリア 7-9月期経常収支
09:30 オーストラリア 10月小売売上高
10:45 中国 11月Caixinサービス部門購買担当者景気指数
12:30 オーストラリア 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
17:50 フランス 11月サービス部門購買担当者景気指数
17:55 ドイツ 11月サービス部門購買担当者景気指数
18:00 ユーロ 11月サービス部門購買担当者景気指数
18:30 イギリス 11月サービス部門購買担当者景気指数
18:30 南アフリカ 7-9月期四半期国内総生産
19:00 ユーロ 10月小売売上高
22:30 カナダ 10月貿易収支
22:30 米国 10月貿易収支
24:00 米国 11月ISM非製造業景況指数
先週末に米上院で税制改革法案が可決されたことを受け週明け東京市場でドル円は113円付近まで上昇して始まった。
ただ、トランプ大統領周辺とロシアの不透明な関係を巡るロシアゲート問題による政治の混乱が足かせとなっており、それ以上の積極的なドル買いにつながらなった。
結局この日の日経平均株価はマイナスで引けたものの欧州市場では米長期金利が上昇したことを受けドルが上昇。
ドル円は2週間ぶりに113円台を回復した。
また、EUとのブレグジット交渉が進展しているとの見方からポンドが大きく上昇。
しかし、その後EUとの交渉は合意に至らなかったことが伝わると一転。
ポンドが急落したがその後の交渉に期待が残ることから反発する場面も見られた。
NY株式市場は税制改革法案が上院を通過したことを受けNYダウは大きく上昇したもののハイテク株が売られる中でナスダックは下落幅を拡大するなどまちまちの動きとなった。
税制改革への期待がもっと高まるかと思われたが、今後の成り行きを見守る姿勢がみられたことでドル円は112円ミドル付近に押し戻されてこの日は終了。
米国の好調な経済を背景にFRBの利上げ観測から米長期金利は底堅い動きとなっており、株式市場もまちまちながらも全般に力強い動きが継続。
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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑