小林芳彦・今朝の一押し戦略
小林芳彦・今朝の一押し戦略
< 米ドル円 朝の一手>
おはようございます。
ショートに傾いていた市場は午後3時からゆっくりと下がって午前4時前、タンブック(ベージュブックの事です。
昔はこう言ってました。個人的にはこの方がなじみあり。
表紙が茶色だからです!)地区連銀報告があって米景気に対して楽観的な内容。
鉱工業生産指・設備稼働率がNY朝方発表されましたが全くと言ってよいほど反応なし。
依然として戻りは110.85近辺で重たく午前4時前には110.60NY安値をタッチしていました。
発表後も110.63‐68で推移していましたが、夜9時18分に付けた米10年債利回り2.57%を午前4時28分に越えると俄かにドル買いが強まり110.70手前からドル買いスタート。
110.95でストップを引っかけて111円台前半の売りも吸収し更にストップで買い上がって111.25へ。
111.10-25で激しく揉み合いましたが、午前6時半過ぎに2.585%を越えた米10年債利回りに連れてドル円は111.25を突破。
高値111.35までタッチして111.27で引けています。
ユーロドルは乱高下。
欧州時間に入ってユーロ売りが強まり1.2209まで下落後、一旦は1.2249まで午後7時に戻る展開。
しかし東京時間に出たコンスタンシオECB副総裁
「非常に緩和的な金融政策が長期間続く可能性を排除しない」
「インフレ率は目標に到達していない」
「フォワードガイダンスの変更は急を要するものではない」発言が重しとなって更にNYに向けて下落。
1.2200も割り込んで1.2197安値までタッチ。
NYに入ってからポンドドルが爆騰し連れてユーロドルも買い上がって1.2250を越えて逆ストップで1.2287までタッチ。
しかしタンブック(ベージュブック)発表後はドル買いの影響を受けてユーロ売りが強まり、ショートを切らされた連中が再度ショートを構築したか、上値で出来た俄かロングが損切りしたかで1.2250割れから売りが強まる流れとなりました。
1.2200でも止まらず1.2197安値を割って更に売りが強まり1.2177まで下げて1.2185でNYは引けています。
さてドル円は今日のところは下値は大分固くなった感じがします。
110.95‐90がサポートとなって111.10以下押し目買いが出やすいでしょうが111.50手前では非常に売りが出やすく一方本日期日のNYカットオプションが111.00、110.80にあるので110円台後半は下げ止まる可能性が高いと思います。
111.60越えはPFでは上抜けとなります。
売り上がらずに様子見か買いで。
本日もよろしくお願い申し上げます。
本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6
よろしくお願いします。
<本日の為替相場のポイントと予想>
* 南アフリカ 南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利
08:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況
09:01 イギリス 12月英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数
09:30 オーストラリア 12月新規雇用者数
09:30 オーストラリア 12月失業率
13:30 日本 11月鉱工業生産
16:00 中国 10-12月期四半期国内総生産
16:00 中国 12月鉱工業生産
22:30 米国 12月住宅着工件数
22:30 米国 12月建設許可件数
22:30 米国 1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
22:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
前日下落したNY株式市場も昨日は大幅高となりリスクオンの円安が進むと同時に楽観的な米経済見通しからドル高の動きが強まった。
昨日の東京市場でドル円は前日からの軟調な地合いを継いで110円前半まで下落して始まった。
しかし、110円付近では本邦勢の買いが並び下げ止まりから反発。
110円後半に押し戻されるなど方向感の見えない動きが続いた。
ユーロも前日からの下落が続く中でノボトニー・オーストリア中銀総裁が「ユーロの水準を監視する必要がある」と発言したことから上値が抑えられた。
NY市場では前日マイナスに転じた株式市場が再び上昇に転じ三指数ともに史上最高値を更新。
好調な企業決算や大型減税などへの期待を背景に上昇が続く中で原油価格も上昇。
リスクオンの動きが強まった。
引けにかけてはベージュブックが楽観的な見通しを示したことから米長期金利が上昇するとドルが全面高。
ドル円は111円を上抜け111円30銭付近まで上昇するなど下落リスクが一先ず後退。
好調な米経済の流れに変化はなくドル売りの動きもそろそろ収まり始めたようにも見える。
しかし、NY株式市場と同様にユーロ買いの動きは依然として衰えていない可能性がある。
それは米経済と同様に欧州経済も好調な地合いが続きそれが利上げ期待となって買いを呼び込んでいる。
ユーロの上昇がドル安を招いた大きな要因でもあり、今後のユーロの動向に注目したい。

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< 米ドル円 朝の一手>
おはようございます。
ショートに傾いていた市場は午後3時からゆっくりと下がって午前4時前、タンブック(ベージュブックの事です。
昔はこう言ってました。個人的にはこの方がなじみあり。
表紙が茶色だからです!)地区連銀報告があって米景気に対して楽観的な内容。
鉱工業生産指・設備稼働率がNY朝方発表されましたが全くと言ってよいほど反応なし。
依然として戻りは110.85近辺で重たく午前4時前には110.60NY安値をタッチしていました。
発表後も110.63‐68で推移していましたが、夜9時18分に付けた米10年債利回り2.57%を午前4時28分に越えると俄かにドル買いが強まり110.70手前からドル買いスタート。
110.95でストップを引っかけて111円台前半の売りも吸収し更にストップで買い上がって111.25へ。
111.10-25で激しく揉み合いましたが、午前6時半過ぎに2.585%を越えた米10年債利回りに連れてドル円は111.25を突破。
高値111.35までタッチして111.27で引けています。
ユーロドルは乱高下。
欧州時間に入ってユーロ売りが強まり1.2209まで下落後、一旦は1.2249まで午後7時に戻る展開。
しかし東京時間に出たコンスタンシオECB副総裁
「非常に緩和的な金融政策が長期間続く可能性を排除しない」
「インフレ率は目標に到達していない」
「フォワードガイダンスの変更は急を要するものではない」発言が重しとなって更にNYに向けて下落。
1.2200も割り込んで1.2197安値までタッチ。
NYに入ってからポンドドルが爆騰し連れてユーロドルも買い上がって1.2250を越えて逆ストップで1.2287までタッチ。
しかしタンブック(ベージュブック)発表後はドル買いの影響を受けてユーロ売りが強まり、ショートを切らされた連中が再度ショートを構築したか、上値で出来た俄かロングが損切りしたかで1.2250割れから売りが強まる流れとなりました。
1.2200でも止まらず1.2197安値を割って更に売りが強まり1.2177まで下げて1.2185でNYは引けています。
さてドル円は今日のところは下値は大分固くなった感じがします。
110.95‐90がサポートとなって111.10以下押し目買いが出やすいでしょうが111.50手前では非常に売りが出やすく一方本日期日のNYカットオプションが111.00、110.80にあるので110円台後半は下げ止まる可能性が高いと思います。
111.60越えはPFでは上抜けとなります。
売り上がらずに様子見か買いで。
本日もよろしくお願い申し上げます。
本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
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よろしくお願いします。
<本日の為替相場のポイントと予想>
* 南アフリカ 南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利
08:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況
09:01 イギリス 12月英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数
09:30 オーストラリア 12月新規雇用者数
09:30 オーストラリア 12月失業率
13:30 日本 11月鉱工業生産
16:00 中国 10-12月期四半期国内総生産
16:00 中国 12月鉱工業生産
22:30 米国 12月住宅着工件数
22:30 米国 12月建設許可件数
22:30 米国 1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
22:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
前日下落したNY株式市場も昨日は大幅高となりリスクオンの円安が進むと同時に楽観的な米経済見通しからドル高の動きが強まった。
昨日の東京市場でドル円は前日からの軟調な地合いを継いで110円前半まで下落して始まった。
しかし、110円付近では本邦勢の買いが並び下げ止まりから反発。
110円後半に押し戻されるなど方向感の見えない動きが続いた。
ユーロも前日からの下落が続く中でノボトニー・オーストリア中銀総裁が「ユーロの水準を監視する必要がある」と発言したことから上値が抑えられた。
NY市場では前日マイナスに転じた株式市場が再び上昇に転じ三指数ともに史上最高値を更新。
好調な企業決算や大型減税などへの期待を背景に上昇が続く中で原油価格も上昇。
リスクオンの動きが強まった。
引けにかけてはベージュブックが楽観的な見通しを示したことから米長期金利が上昇するとドルが全面高。
ドル円は111円を上抜け111円30銭付近まで上昇するなど下落リスクが一先ず後退。
好調な米経済の流れに変化はなくドル売りの動きもそろそろ収まり始めたようにも見える。
しかし、NY株式市場と同様にユーロ買いの動きは依然として衰えていない可能性がある。
それは米経済と同様に欧州経済も好調な地合いが続きそれが利上げ期待となって買いを呼び込んでいる。
ユーロの上昇がドル安を招いた大きな要因でもあり、今後のユーロの動向に注目したい。

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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑