小林芳彦・今朝の一押し戦略
小林芳彦・今朝の一押し戦略
< 米ドル円 朝の一手>
おはようございます。
昨晩は東京時間に付けた110.92高値を越せないまま欧州時間のドル円は110.67‐89レンジで小動き推移していました。
NYが参入してからも110.69‐89で推移、このまま動きがあまりないのかなと思わせましたが午前1時半過ぎ、雪かきが終わって席についてPCを開けてチャートを眺めていたところ、いきなりドル円が110.80台前半から111.00突破、そのまま上昇して111.12に置いた指値売りがヒットされました。
後でチェックしたらこれが政府機関閉鎖が解除される見通しが広がったためでした。
上院の共和党トップのマコネル院内総務が民主党に『幼少時に不法入国した移民の救済策』で歩み寄る姿勢を示し、民主党トップのシューマー院内総務がつなぎ予算案を支持する考えを表明し、妥協案が出たことが材料でした。
ちょうど午前1時半を過ぎて米10年債利回りも安全資産売り=利回り上昇となって2.632%から2.665%へ上昇。
米株価も3指数がそろって史上最高値を更新。
ドル円は111.22まで跳ねましたが、その後利食い売りに押され110.95を割り込み110.92で引けています。
ユーロ円は東京時間の135.36安値から136.13まで上昇、ポンド円も153.50レベルから155.248と急騰しています。
ポンドは英国のEU離脱交渉においてフランスのマクロン大統領がメイ英首相が望んでいる貿易協定での「オーダーメードの合意」について前向きは発言をしたことから、ソフトブレグジット観測が出てポンドが買われたとの意見が出ていました。
今週は日銀、ECBと政策金利に関する日程が並び市場では特に日銀の行動に注目しています。
黒田さんがテーパーリングに関して海外勢が期待しているような内容の発言(=円金利上げに繋がる話)を行うとは思えないため、円買いの巻き戻しが出てくる可能性があるような気がしています。
その意味でも昨晩下値が固かった110.60台はビッドしっかりになるような気がします。
朝見ていても110.85以下には下がりませんでした。
110.85では指値買いは早い気もしますが110.70台後半から打診買いしてみようかとイメージしています。
本日もよろしくお願い申し上げます。
本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6
よろしくお願いします。
<本日の為替相場のポイントと予想>
* 日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
13:30 日本 11月全産業活動指数
14:00 シンガポール 12月消費者物価指数
15:30 日本 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
17:30 香港 12月消費者物価指数
19:00 ドイツ 1月ZEW景況感調査
19:00 ユーロ 1月ZEW景況感調査
24:00 米国 1月リッチモンド連銀製造業指数
24:00 ユーロ 1月消費者信頼感
懸念された米政府機関の閉鎖は週明けに何とか解決に向かったことで市場には安心感が広がり円安の動きが強まった。
先週末に米上院でつなぎ予算が採決されなかったことを受け一部政府機関が閉鎖に追い込まれた。
週明けシドニー市場でドルは一時全面安でスタートしたものの、上院で可決への期待は根強く下値は限定的となった。
政府閉鎖が長く続くと米経済への打撃も大きく、その後も不安感は残り市場は動きにくい状況がNY市場に入っても続いた。
しかし、NY時間に民主党のシューマー上院院内総務が上院は政府閉鎖の解消で合意したとの報道が伝わると市場に安心感が広がりドル円は先週末の高値を抜き111円23銭まで上昇。
NY株式市場も三指数ともに史上最高値を更新するなどリスクオンの動きが高まり円は全面安となった。
一方、ドルは米長期金利が上昇に転じたものの上値が重い状況が継続。
特にポンドやユーロの上昇が続く中でドル売りの動きがむしろ強まった。
元々つなぎ予算を市場は最終的に可決に向かうとの見方が根強かったこともあり、市場への影響は少なかった。
市場の注目は日銀とECBの政策会合に集まる。
今日は特に日銀の政策会合後の黒田総裁記者会見で緩和政策継続を改めて示すことにより出口戦略への市場の思惑を払しょくされるような内容が期待されている。
しかし、市場は常に先を見越した動きをするもので思惑を完全に払しょくすることは難しいとみている。
ただ、政府機関の閉鎖が回避されたことで市場の目先の不安感後退し、リスクオンによるドル円やクロス円の底堅い動きが今日も継続するとみる。

ダメおやじが本気で作った指南書完成!サラリーマンや主婦の方は必見の兼業投資
家専用の実践型FXトレードレポートをプレゼント中!!
< 米ドル円 朝の一手>
おはようございます。
昨晩は東京時間に付けた110.92高値を越せないまま欧州時間のドル円は110.67‐89レンジで小動き推移していました。
NYが参入してからも110.69‐89で推移、このまま動きがあまりないのかなと思わせましたが午前1時半過ぎ、雪かきが終わって席についてPCを開けてチャートを眺めていたところ、いきなりドル円が110.80台前半から111.00突破、そのまま上昇して111.12に置いた指値売りがヒットされました。
後でチェックしたらこれが政府機関閉鎖が解除される見通しが広がったためでした。
上院の共和党トップのマコネル院内総務が民主党に『幼少時に不法入国した移民の救済策』で歩み寄る姿勢を示し、民主党トップのシューマー院内総務がつなぎ予算案を支持する考えを表明し、妥協案が出たことが材料でした。
ちょうど午前1時半を過ぎて米10年債利回りも安全資産売り=利回り上昇となって2.632%から2.665%へ上昇。
米株価も3指数がそろって史上最高値を更新。
ドル円は111.22まで跳ねましたが、その後利食い売りに押され110.95を割り込み110.92で引けています。
ユーロ円は東京時間の135.36安値から136.13まで上昇、ポンド円も153.50レベルから155.248と急騰しています。
ポンドは英国のEU離脱交渉においてフランスのマクロン大統領がメイ英首相が望んでいる貿易協定での「オーダーメードの合意」について前向きは発言をしたことから、ソフトブレグジット観測が出てポンドが買われたとの意見が出ていました。
今週は日銀、ECBと政策金利に関する日程が並び市場では特に日銀の行動に注目しています。
黒田さんがテーパーリングに関して海外勢が期待しているような内容の発言(=円金利上げに繋がる話)を行うとは思えないため、円買いの巻き戻しが出てくる可能性があるような気がしています。
その意味でも昨晩下値が固かった110.60台はビッドしっかりになるような気がします。
朝見ていても110.85以下には下がりませんでした。
110.85では指値買いは早い気もしますが110.70台後半から打診買いしてみようかとイメージしています。
本日もよろしくお願い申し上げます。
本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6
よろしくお願いします。
<本日の為替相場のポイントと予想>
* 日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
13:30 日本 11月全産業活動指数
14:00 シンガポール 12月消費者物価指数
15:30 日本 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
17:30 香港 12月消費者物価指数
19:00 ドイツ 1月ZEW景況感調査
19:00 ユーロ 1月ZEW景況感調査
24:00 米国 1月リッチモンド連銀製造業指数
24:00 ユーロ 1月消費者信頼感
懸念された米政府機関の閉鎖は週明けに何とか解決に向かったことで市場には安心感が広がり円安の動きが強まった。
先週末に米上院でつなぎ予算が採決されなかったことを受け一部政府機関が閉鎖に追い込まれた。
週明けシドニー市場でドルは一時全面安でスタートしたものの、上院で可決への期待は根強く下値は限定的となった。
政府閉鎖が長く続くと米経済への打撃も大きく、その後も不安感は残り市場は動きにくい状況がNY市場に入っても続いた。
しかし、NY時間に民主党のシューマー上院院内総務が上院は政府閉鎖の解消で合意したとの報道が伝わると市場に安心感が広がりドル円は先週末の高値を抜き111円23銭まで上昇。
NY株式市場も三指数ともに史上最高値を更新するなどリスクオンの動きが高まり円は全面安となった。
一方、ドルは米長期金利が上昇に転じたものの上値が重い状況が継続。
特にポンドやユーロの上昇が続く中でドル売りの動きがむしろ強まった。
元々つなぎ予算を市場は最終的に可決に向かうとの見方が根強かったこともあり、市場への影響は少なかった。
市場の注目は日銀とECBの政策会合に集まる。
今日は特に日銀の政策会合後の黒田総裁記者会見で緩和政策継続を改めて示すことにより出口戦略への市場の思惑を払しょくされるような内容が期待されている。
しかし、市場は常に先を見越した動きをするもので思惑を完全に払しょくすることは難しいとみている。
ただ、政府機関の閉鎖が回避されたことで市場の目先の不安感後退し、リスクオンによるドル円やクロス円の底堅い動きが今日も継続するとみる。

家専用の実践型FXトレードレポートをプレゼント中!!
| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑