小林芳彦・今朝の一押し戦略
小林芳彦・今朝の一押し戦略
< 米ドル円 朝の一手>
おはようございます。
昨晩は欧州勢のユーロ円のロング利食いで午後5時半からクロス円が全般的に崩れてドル円も110.50割れへ。
上値で捕まったロングの損切りや海外勢の「日銀金融緩和縮小期待」は根強く円買いが強い展開が続きました。
2.609%まで下がった米10年債利回りの影響もあってドル円はNYで110.25まで売り込まれましたが午前3時25分に2.635%まで戻した米債利回りに連れて110.47までショートカバー。
しかし引けにかけて再び売り込まれて110.30でNYはクローズ。
朝方110.337高値はあったものの、短期勢を中心にドル売りが強く110.10を割って安値は110.067売りまで攻め込んでいます。
9時を回って輸入の買いや、110.00、110.05オプションに支えられて110.198まで反発したが、依然上値は重たいです。
東京でショートが溜まって一旦海外に向けてショートカバーで持ち上がって110.25‐30越えでは同水準のストップがヒットされる可能性が高いと判断。
低い戻り売りはやらないようにしたい。
109.80が割れたら突っ込み売りして様子を見る。
110.00オプションに支配されて下げ止まるなら買い攻めも。
本日もよろしくお願いいたします。
指値売りは正直110.40-50ゾーンから上でイメージしたい。(110.37‐42打診売り)
本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6
よろしくお願いします。
<本日の為替相場のポイントと予想>
08:50 日本 12月貿易統計
14:00 日本 11月景気先行指数
14:00 日本 11月景気一致指数
17:00 フランス 1月製造業購買担当者景気指数
17:00 フランス 1月サービス部門購買担当者景気指数
17:00 南アフリカ 12月消費者物価指数
17:30 ドイツ 1月製造業購買担当者景気指数
17:30 ドイツ 1月サービス部門購買担当者景気指数
18:00 ユーロ 1月製造業購買担当者景気指数
18:00 ユーロ 1月サービス部門購買担当者景気指数
18:30 イギリス 12月失業保険申請件数
18:30 イギリス 12月失業率
18:30 イギリス 11月失業率(ILO方式)
21:00 米国 MBA住宅ローン申請指数
23:00 米国 11月住宅価格指数
24:00 米国 12月中古住宅販売件数
日銀黒田総裁は出口戦略の地ならしを始めるといったのではないかという市場の思惑を払しょくしようとしたがドル円の売り圧力は依然として残った。
昨日の東京時間に行われた日銀会合では予想通り大規模な緩和政策を維持することを決定。
日銀展望レポートでは従来よりも強気の見通しが示されたことでドル円の売りが進む場面も見られた。
その後黒田総裁が「出口戦略を検討する段階ではない」と発言。
超長期債の買い入れ減額に対しては「日々の買い入れオペの運営が先行きの政策スタンスを示すことはない」など、市場が日銀の出口戦略が近いとの思惑を完全に払しょくする内容となった。
これを受けドル円は111円台前半に上昇したものの欧州市場が始まるとドル円は下落に転じた。
米長期金利が低下したことからドル売りが強まる中でユーロが上昇。
欧州時間に発表されたドイツやユーロ圏ZEW景況感指数が予想を上回ったことがユーロ高ドル売りを促した。
NY市場では一先ずつなぎ予算が可決したこともありNY株式市場は落ち着いた動きを見せた。
NYダウは5日ぶりにマイナスに転じたものの小幅な下げで収まるなど力強い米経済を示すものとなった。
原油価格も上昇するなど経済を反映する動きが続いたもののリスクオンの円売りには繋がらなかった。
結局日銀が市場の思惑を払しょくしようとしたもののドル円の上昇は一時的となり110円前半に押し戻されて終了。
米長期金利の上昇がドル買いには繋がらず、リスクオンの動きが円安に反応しないなど市場の連動性の低下は依然としてみられる。
明日のECB理事会でユーロの上昇を止められないようならドル売りの動きは一層強まりドル円も一段下値を試す展開が予想される。
反対に、ユーロの上昇が抑えられるようならドル円の底値が確認される格好となり上昇に転じる可能性が高い。
相場の節目に近づいているといえそうだ。

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上値で捕まったロングの損切りや海外勢の「日銀金融緩和縮小期待」は根強く円買いが強い展開が続きました。
2.609%まで下がった米10年債利回りの影響もあってドル円はNYで110.25まで売り込まれましたが午前3時25分に2.635%まで戻した米債利回りに連れて110.47までショートカバー。
しかし引けにかけて再び売り込まれて110.30でNYはクローズ。
朝方110.337高値はあったものの、短期勢を中心にドル売りが強く110.10を割って安値は110.067売りまで攻め込んでいます。
9時を回って輸入の買いや、110.00、110.05オプションに支えられて110.198まで反発したが、依然上値は重たいです。
東京でショートが溜まって一旦海外に向けてショートカバーで持ち上がって110.25‐30越えでは同水準のストップがヒットされる可能性が高いと判断。
低い戻り売りはやらないようにしたい。
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110.00オプションに支配されて下げ止まるなら買い攻めも。
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14:00 日本 11月景気先行指数
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17:00 フランス 1月製造業購買担当者景気指数
17:00 フランス 1月サービス部門購買担当者景気指数
17:00 南アフリカ 12月消費者物価指数
17:30 ドイツ 1月製造業購買担当者景気指数
17:30 ドイツ 1月サービス部門購買担当者景気指数
18:00 ユーロ 1月製造業購買担当者景気指数
18:00 ユーロ 1月サービス部門購買担当者景気指数
18:30 イギリス 12月失業保険申請件数
18:30 イギリス 12月失業率
18:30 イギリス 11月失業率(ILO方式)
21:00 米国 MBA住宅ローン申請指数
23:00 米国 11月住宅価格指数
24:00 米国 12月中古住宅販売件数
日銀黒田総裁は出口戦略の地ならしを始めるといったのではないかという市場の思惑を払しょくしようとしたがドル円の売り圧力は依然として残った。
昨日の東京時間に行われた日銀会合では予想通り大規模な緩和政策を維持することを決定。
日銀展望レポートでは従来よりも強気の見通しが示されたことでドル円の売りが進む場面も見られた。
その後黒田総裁が「出口戦略を検討する段階ではない」と発言。
超長期債の買い入れ減額に対しては「日々の買い入れオペの運営が先行きの政策スタンスを示すことはない」など、市場が日銀の出口戦略が近いとの思惑を完全に払しょくする内容となった。
これを受けドル円は111円台前半に上昇したものの欧州市場が始まるとドル円は下落に転じた。
米長期金利が低下したことからドル売りが強まる中でユーロが上昇。
欧州時間に発表されたドイツやユーロ圏ZEW景況感指数が予想を上回ったことがユーロ高ドル売りを促した。
NY市場では一先ずつなぎ予算が可決したこともありNY株式市場は落ち着いた動きを見せた。
NYダウは5日ぶりにマイナスに転じたものの小幅な下げで収まるなど力強い米経済を示すものとなった。
原油価格も上昇するなど経済を反映する動きが続いたもののリスクオンの円売りには繋がらなかった。
結局日銀が市場の思惑を払しょくしようとしたもののドル円の上昇は一時的となり110円前半に押し戻されて終了。
米長期金利の上昇がドル買いには繋がらず、リスクオンの動きが円安に反応しないなど市場の連動性の低下は依然としてみられる。
明日のECB理事会でユーロの上昇を止められないようならドル売りの動きは一層強まりドル円も一段下値を試す展開が予想される。
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相場の節目に近づいているといえそうだ。

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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:50 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑