小林芳彦・今朝の一押し戦略
小林芳彦・今朝の一押し戦略
< 米ドル円 朝の一手>
おはようございます。
予想比上ぶれした米CPIでしたが、小売り売り上げ高は予想比減少。
10年債利回りは2.9%台まで跳ねあがったが 米株式は朝方150ドル安まで下げた後+253ドルで終了。
それでもドル円の上値は重たく発表直後にNY高値107.55をタッチしたものの、午前1時ぐらいに106.73まで下げて安値更新。
その後も107.15-106.80-107.17と動き107.01でNYは終了しました。
朝方から下値を狙っていた投機筋が106.80‐78を潰して、ドル売りの火ぶたが切って落とされました。
106.50を割り込み一旦戻した106.575からまとまった売りも入って106.421まで突っ込みましたが、カウンターパンチ利食いを食らって106.787までショートカバーしておりちょっと下には突っ込みにくくなったかなという印象。
それでも107円近辺からの戻り売りは厚いと思われ引きつけて売る方針。
朝方から自分も突っ込み売りを行って、途中から利食い千人力。
最後は押し目買いに切り替えて結構抜けています。
あとは買いは行わず、跳ねたら売る方向でイメージ中です。
106.95‐107.10ですかね?今日の東京はどう見ても売りが溜まります。
そんな人間を助けて安値を売ってくれるほど欧州・LN勢は人は良くないです。ご注意を!
本日もよろしくお願い申し上げます。
本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6
よろしくお願いします。
<本日の為替相場のポイントと予想>
08:50 日本 12月機械受注
09:30 オーストラリア 1月失業率
09:30 オーストラリア 1月新規雇用者数
13:30 日本 12月鉱工業生産
19:00 ユーロ 12月貿易収支
22:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
22:30 米国 2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
22:30 米国 2月ニューヨーク連銀製造業景気指数
22:30 米国 1月卸売物価指数
23:15 米国 1月設備稼働率
23:15 米国 1月鉱工業生産
24:00 米国 2月NAHB住宅市場指数
30:00 米国 12月対米証券投資
昨日は注目の米1月CPIが予想を上回るものとなりドルは一時上昇したものの、その後下落に転じた。
株高金利高でもドル売りの動きが止まらない背景には昨日の東京市場で日経平均株価の下落に伴いリスクオフの円買いの動きが強まった事が要因であり、ドル円は107円を割り込み昨年の安値を下回った。
その後は日経平均先物や米長期金利が上昇したことを受け反発したものの上値は限定的となった。
NY時間に発表された注目の米1月CPIは0.5%と予想の0.3%を上回ったことでドルは素直に上昇。
ただ、同時に発表された米1月小売売上高が-0.3%と予想の0.2%を大きく下回ったことからドル売りに転じた。
一方、物価指数の結果を受け米長期金利は2.9%台に上昇するなど4年ぶりの高い水準となったがNY株式市場は最終的に三指数ともに上昇して引けている。
物価上昇による急速な米長期金利上昇への懸念から始まった世界同時株安の流れも、今回の米1月CPIの結果を受けた株式市場の動向を見ると一先ず落ち着きを取り戻してきたと考えられる。
FRBが株式市場への影響を考えて利上げペースを抑えるのではとの見方が上昇の要因と考えられる。
結果的に米長期金利が上昇してもドルが下落したのはFRBの利上げが抑えられるとの見方が背景にあるともいえる。
ただ、もし利上げが遅れをとるようならインフレが更に進むリスクが高まることからFRBは最終的に利上げペースを落とさないとみている。
今回の世界同時株安はこれまで急速に買われ過ぎた反動とみることができるがまだ恐怖感は残る。
暫く、神経質な展開が続くとみるが最終的に落ち着きを取り戻したときがドル円の反転の時になる。
混乱相場が終われば米長期金利上昇によるドル高、株価上昇によるリスクオンの円安といった流れに戻るとみている。

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< 米ドル円 朝の一手>
おはようございます。
予想比上ぶれした米CPIでしたが、小売り売り上げ高は予想比減少。
10年債利回りは2.9%台まで跳ねあがったが 米株式は朝方150ドル安まで下げた後+253ドルで終了。
それでもドル円の上値は重たく発表直後にNY高値107.55をタッチしたものの、午前1時ぐらいに106.73まで下げて安値更新。
その後も107.15-106.80-107.17と動き107.01でNYは終了しました。
朝方から下値を狙っていた投機筋が106.80‐78を潰して、ドル売りの火ぶたが切って落とされました。
106.50を割り込み一旦戻した106.575からまとまった売りも入って106.421まで突っ込みましたが、カウンターパンチ利食いを食らって106.787までショートカバーしておりちょっと下には突っ込みにくくなったかなという印象。
それでも107円近辺からの戻り売りは厚いと思われ引きつけて売る方針。
朝方から自分も突っ込み売りを行って、途中から利食い千人力。
最後は押し目買いに切り替えて結構抜けています。
あとは買いは行わず、跳ねたら売る方向でイメージ中です。
106.95‐107.10ですかね?今日の東京はどう見ても売りが溜まります。
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09:30 オーストラリア 1月新規雇用者数
13:30 日本 12月鉱工業生産
19:00 ユーロ 12月貿易収支
22:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
22:30 米国 2月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
22:30 米国 2月ニューヨーク連銀製造業景気指数
22:30 米国 1月卸売物価指数
23:15 米国 1月設備稼働率
23:15 米国 1月鉱工業生産
24:00 米国 2月NAHB住宅市場指数
30:00 米国 12月対米証券投資
昨日は注目の米1月CPIが予想を上回るものとなりドルは一時上昇したものの、その後下落に転じた。
株高金利高でもドル売りの動きが止まらない背景には昨日の東京市場で日経平均株価の下落に伴いリスクオフの円買いの動きが強まった事が要因であり、ドル円は107円を割り込み昨年の安値を下回った。
その後は日経平均先物や米長期金利が上昇したことを受け反発したものの上値は限定的となった。
NY時間に発表された注目の米1月CPIは0.5%と予想の0.3%を上回ったことでドルは素直に上昇。
ただ、同時に発表された米1月小売売上高が-0.3%と予想の0.2%を大きく下回ったことからドル売りに転じた。
一方、物価指数の結果を受け米長期金利は2.9%台に上昇するなど4年ぶりの高い水準となったがNY株式市場は最終的に三指数ともに上昇して引けている。
物価上昇による急速な米長期金利上昇への懸念から始まった世界同時株安の流れも、今回の米1月CPIの結果を受けた株式市場の動向を見ると一先ず落ち着きを取り戻してきたと考えられる。
FRBが株式市場への影響を考えて利上げペースを抑えるのではとの見方が上昇の要因と考えられる。
結果的に米長期金利が上昇してもドルが下落したのはFRBの利上げが抑えられるとの見方が背景にあるともいえる。
ただ、もし利上げが遅れをとるようならインフレが更に進むリスクが高まることからFRBは最終的に利上げペースを落とさないとみている。
今回の世界同時株安はこれまで急速に買われ過ぎた反動とみることができるがまだ恐怖感は残る。
暫く、神経質な展開が続くとみるが最終的に落ち着きを取り戻したときがドル円の反転の時になる。
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