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小林芳彦・今朝の一押し戦略

小林芳彦・今朝の一押し戦略


< 米ドル円 朝の一手>

おはようございます。

NYがプレジデンツディで休場なため値動きは閑散でした。
朝方東京で106.10まで売り攻めした市場でしたが、戻り売りを含めてショートはなかなかワークせず106.35を越えた午後1時半、ショートカバーがスタート。

売り上がった参加者もいましたが一向に下がらず106.50越えでストップが出て106.65へ。
2回天井を106.65近辺で付けて反落するも106.46までで止まってしまい北米時間参入から再びポジション調整的な買い戻しで106.72高値まで上昇。
その後は方向感がはっきりしない揉み合いとなって106.50‐60で約7時間推移して106.58レベルで北米時間終了。

今106.762まで上がって106.67台で推移中。
大きな流れはまだドル売りでイメージしますが売りは107.00手前、106.85‐90レベルまで引きつけたいイメージ。
すぐに106円台前半まで下げるイメージもなく本日アジアは揉み合い継続の感じで見ているため、基本は小動きっぽいです。
あまり順張りしても儲けにくい感じがします。
しばらくアジアのポジションが溜まるのを待ちましょうか?
106.80台軽く打診売りする気もしてはいますが、今はしばらく売り目様子見で。

本日もよろしくお願いいたします。


本日の詳細はマーケットナビでご確認ください。
http://hirose-fx.co.jp/rd.php?aid=a56a5a75c179e6

よろしくお願いします。


<本日の為替相場のポイントと予想>

06:45  ニュージーランド  10-12月期四半期卸売物価指数
09:30  オーストラリア  豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
16:00  ドイツ     1月生産者物価指数
19:00  ユーロ     2月ZEW景況感調査
19:00  ドイツ     2月ZEW景況感調査
22:30  カナダ     12月卸売売上高
24:00  ユーロ     2月消費者信頼感


NY市場が休場の中、ドル円は底堅い動きが続いたが、連休明けNY勢の動き次第で再び下値を試す展開も予想される。

昨日の週明け東京市場でドル円は106円付近に下落して始まったもののその後は日経平均株価の大幅上昇に伴い堅調な地合いで引けた。
欧州市場でもクロス円全般に買い戻しの動きがみられドル円の下支えとなった。
この日はNY市場がプレジデントデーで休場ということもありその後は殆ど動意の乏しい状態となった。

先週末から世界的な同時株安の動きから反発に転じたことで市場には安心感が広がっており、リスクオンの動きからの円売りに傾きやすい状況となっている。
急速に上昇した米長期金利も3%を前に上昇速度は落ち着いてきたこともあり、ドル下落懸念も後退しているもののドル円の上値は重いままだ。

ドル円の下落の背景にはいくつかの要因が考えられる。
・日銀の出口戦略への思惑
・ロシアゲート疑惑によるトランプ政権への懸念
・ECB利上げ観測からのユーロ高ドル安
・米国財政赤字拡大
・米国からの貿易赤字国への圧力
などが挙げられ、それらの問題は今後もドル円の上値を抑えることになる。

一方、米長期金利の上昇や力強い米国経済はドル円の長期的な上昇要因となる。
短期的な下落要因と長期的な上昇要因との綱引きでは短期の動きが先行しやすい。
しかし、市場のセンチメントが悲観から楽観に変わるようならドル円の動きもいずれは反転する可能性がある。
連休明けのNY勢の動向次第で市場のセンチメントが変わるのか注目したい。




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| 小林芳彦・今の一押し戦略 | 09:40 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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